ラジオシャック攻略法
ラジオシャックは電気屋さんのチェーン店です。パーソナル・コンピューター、オーディオ機器、テレビ、電子パーツなどを扱っています。 店内で商品を見ているとよく店員が話しかけてきます。店員と話をして商品の知識を仕入れたいというような場合には都合がいいのですが、ちょっとどんな商品があるのか見てみたいだけであったり、商品についてすでによく知っていて店員と話をする必要がないといったときには少し煩わしいこともあります。そんなときは客が多くいる時間帯を見計らってさっと店内に入り見たいものを見てレジに直行するなりそのまま帰るなりするのが得策です。 それでも運悪く店員に話かけられてしまった場合を考えてみることにします。日本とは少し違って、店員は特定の商品について知識を豊富に持っている場合とよく知らない場合の二通りが考えられます。客もほうも見たい商品について良く知っている場合とよく知らない場合の二通りがあるので想定される場面としては次の四通りが考えられます。 1店員と客の両方ともその商品についてよく知っている 2店員はその商品についてよく知っているが、客はよく知らない 3店員はその商品についてよく知らないが、客はよく知っている 4店員はその商品についてよく知らないし客もよく知らない 1のケースでは「こういう物が欲しくて、このメーカーの物にしようと思っている・・・」とう具合にそのまま話をすればいいので問題ありません。2の場合には店員を信用して話を聞くなり、店員の話は聞き流して商品のパッケージの説明書きを読むなりして情報を収集すればよいでしょう。4の場合は店員の話は聞き流してパッケージの説明書きを読むなり、他の店員と話をすればいいのでこれもあまり問題ありません。 問題となるのは「3」の店員は商品についてよく知らないが、こちらはよく知っている場合です。客側としては、適当に店員と話を合わせつつ会話の中にその商品についての知識をちりばめて、失礼にならないようにしながら「自分はこの商品についてよく知っているんだよ」とほのめかす会話力が必要になってきます。具体的な事例を見てみることにしましょう。 (事例研究) ラジオシャックの店内の電話売り場で客が電話を見ている。 店員:電話をお探しですか。 客:(内心しまった店員につかまった、と思いながらも目は電話を見ている)そうです。 店員:どういった機能の物をお探しですか。 客:ボタンが10個ついていて、話ができるようになってるやつです。 店員:(電話の中の一つを指して)これなどいかかでしょう。
アメリカでは留守電機能が欲しい場合には留守録装置と電話本体とそれぞれ別の機械を購入するのが一般的です。留守電付きの電話もあるにはあるのですが、種類が少なく値段もかえって高くつきます。つまり電話機と言えばただ通話の機能がついているだけのものが一般的です。 この店員さん電話については何も知らないみたいだけれど、何食わぬ顔で「これなどいかかでしょうか」と応じるあたりなかなかの接客技術を持っているようです。 |
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ニューヨーク スカイライン(2002年3月31日)
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